GBAレビュータイトル一覧は下から。 |
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逆転裁判(レビュアー/タロット) | ジャンル AVG | 評価点 ★★★★☆ |
GBAでカプコンから出た、推理アドベンチャーゲームである。裁判というのをゲームにしたのは、ある意味初めてではないだろうか。 そういう意味でも評価は高い。主人公は新米弁護士として、無実を勝ち取る為にあらゆる手を尽くす。 ネタばれのため、あまり言えないが、結構とんでもないことをやります。内容は探偵パートと法廷パートに分かれて進むことになる。 つまり、謎解きをしながら、裁判に有利な証拠を見つけて裁判に勝つようにするというわけである。 といっても、大抵、犯人はわかってるので、探偵パートは某ドラマの古○みたいな感じかな? あくまでもウリは、その犯人を突き詰める裁判である。主なストーリー自体は4つだが、最終的には全て繋がる。 この辺のストーリー分けというか、作りは見事。ウリである、裁判自体もゲームとして成り立っている。 もしこれが、PS等ならロード時間が気になるのだろうが、GBAなのでそういう心配もない。 なんというか、一冊の推理小説を読んでいる感じのゲームといったところだ。 残念なのは、やはり、結果的にストーリーが短く感じたこと。あと、3〜4くらい話があれば、面白かったかな。 あと、結局、裁判の大半は同じことを繰り返す。慣れてくると、どこでゆさぶるか、証拠品を突きつけるかわかってしまう。 それを防ぐ為の措置もちゃんと、取られているのだが、もう一歩突き詰めてほしかった。 逆転に次ぐ、逆転という裁判の場面などは、見事なだけに残念。個人的には、買い。下手なPSのAVGなんかよりは非常に出来がいい。 特に、最近は良いAVGが少なかっただけに、今後続編が楽しみに思えるようなゲームである。 |
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逆転裁判2(レビュアー/タロット) | ジャンル AVG | 評価点 ★★★★☆ |
詳しいゲーム内容は、前作のレビューを参照されたし。今作はマイナーチェンジに仕上がった感がある。 前作のいいところをそのままに、今作ではサイコロックという新しいシステムが導入され、ゲーム性を増している。 ゲーム内容も考える部分、操作する部分、1個のシナリオに費やす時間なども負担にならないくらいに増加している。 始めてやる人にも、前作からのプレイヤーにもどちらにも嬉しいアドベンチャーに仕上がっているのではないだろうか。 ただ、肝心のストーリーは前作同様腑に落ちない部分がある。どうしても心霊的な要素を切り離したストーリーにできないのかな・・・ 科学を肯定した直後に「それを言っちゃ・・・」という否定要素を出すというのは、現実味のなさ過ぎるのではないかと。 後、前作の話を理解していないと、少々わかりにくい所も出てくる。続編なので仕方ないのかもしれないが。 前作で面白かったと感じた人にはお薦めです。やったことない人は前作からプレイすることをお薦めします。 |
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逆転裁判3(レビュアー/タロット) | ジャンル AVG | 評価点 ★★★☆☆ |
前作に比べて、内容量はアップした。ストーリーの長さは今作位で問題ないかと。 今作は、いままでの総集編といった感じのお話。前作までに登場した主要キャラ総出演のオールスター? サイコロック、探偵パート、法廷パート、といった今までの作りも変わっていない。 ただ、あいかわらず、ストーリーが科学を無視した内容に走っていくんですよねぇ・・・ 序盤の流れはどこへやら。後半は今までどうりのハチャメチャな、突っ込み所満載な会話が飛び交います。 でも、ストーリーにさえ目を瞑れば、非常に楽しめる作品。やっぱり、強引なんだよねぇ・・・ 前作で面白いと感じた方や、始めてやる人にお薦め。 テンポが良いんで、ストーリーがどうあれ、最後には「異議あり!」と叫びたくなる。そんなゲームです。 |