ゲームレビュー(PS)>>タ行>>メインに戻る
PSレビュータイトル一覧は下から。
ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行

ダービースタリオン99(レビュアー/タロット) ジャンル SLG 評価点 ★★★★☆
PSで出た、同作の99年度最新データ版である。基本的な部分はほとんどというか、全く変わっていない。
基本的にこのソフトは正確なデータ性とそのシステム、グラフィックなどがウリの競馬ゲームなので、
相変わらず、安定したソフトとなっているのは嬉しいが、もう少し勝負してもいいのではと思う部分も。
今回も配合は色々ある。インブリード、ニックスはもちろん、面白い配合なんてのも相変わらずである。
ただ、これが一種のネックな部分で、初心者がとっつきにくい部分でもあるのではないだろうか。
レース場面のスピード感などはいつもながらすばらしいので是非見てもらいたいのだが。
あと、自由に馬の売り買いができないのも、ネックな部分か。
過去のシリーズみたいに、週ごとに繁殖牝馬が変わっていくシステムのほうがよかったのだが。
もう少し、新規ユーザーを考えるつくりにしてもいいんじゃないかという場面もある。
やはり、このシリーズは元々のユーザー向けのゲームという感が否めないか。
と、いうか競馬ゲーム自体が少ないから、新規ユーザーがあまりでないのもいけない気もするが・・・
ティアリングサーガ(レビュアー/タロット) ジャンル SLG 評価点 ★★★☆☆
やる人次第のシミュレーションゲーム。とでもいうべきか。全てのキャラに設定があり、シナリオ自体は評価は高い。
戦闘の描写や、セリフなども手を抜くことなくしっかりした作りになっている。
話は2人の主人公の視点によって描かれる為、部隊が2つに分かれる。
この2つの部隊の編成が要所要所で数回あるのだが、この時の行動次第では次以降のシナリオの難易度から、
仲間に出来るキャラまで全てにおいてかかってくるため、最も重要なのではないだろうか。
気になった点は戦闘時間の長さ。一つのマップをクリアーするのに場所にもよるが、非常に時間がかかる。
と、いうのも、MAPの広さに対して、移動できる範囲が狭い。
それに、下手に突っ込むとあっという間にやられてしまうので、SLGになれていない人には少々厳しいかもしれない。
死んでしまったキャラは2度と復活しないし・・・。(途中復活できるイベントがあるにはある)
また、その為か、シナリオの数は少なめ。シナリオの数はいくつが平均かという質問には返答しかねるが、多いほうではないと思う。
それ以外のことに関しては、基本的に問題はない。
個人的には常にお金や武器、アイテムの残りに悩まされたのが苦痛に感じたが。
時間的に余裕があり、SLGが好きな方にはやりがいのあるゲームだと思われる。
テイルズオブエターニア(レビュアー/タロット) ジャンル RPG 評価点 ★★★☆☆
人気シリーズの3作目。今回はエターニア世界を舞台にストーリーが展開する。難易度はシリーズ最低ランク。
ストーリーの長さも前作よりは短めで、戦闘システムも緩和されている気がする。
初心者はいいかもしれないが、過去のシリーズをやった人には少々物足りないと思う。
全体的に否定に近い感じになってしまったが、音やグラフィックに関しては言うことはないし、戦闘もアクション好きには楽しめる。
過去のファンタジアがあまりにも出来がよかった為にどうしても比較してしまうのだが、
RPGとしての完成度は高いので、シリーズ未体験の方にはお薦めのソフトである。RPGとしての評価なら★4つだろう。
テイルズオブディスティニー(レビュアー/タロット) ジャンル RPG 評価点 ★★★☆☆
SFCで人気を博したファンタジアの次回作である。と、いってもストーリーなどの関連性はほとんどなく、新しい物語である。
システムなど基本的な部分にはほとんど変更点はなし。強いていえば、キャラが前以上に2頭身っぽくなったことぐらいか。
剣に意思をもたせることで、その剣自体を成長させられるという部分は面白く感じた。
気になった点としては、前半と後半のストーリーのギャップが個人的にはちょっと引っかかった。
また、前作に比べて話が長い。ムービーなども結構長いので、時間がかかるかかる・・・。
隠し要素として、ドルアーガの塔をいれてみたり、前作のキャラをストーリーに関係なく登場させてみたりと、製作者のお遊びも多かった。
まあ、この辺は特に問題にならないから、いいかもしれないが。やはり、評価を下げた一番の理由は、敵の弱さにあるだろうか。
とにかく、敵が弱い。ボスも雑魚も関係なく。こっちの技の性能が異常に高いので、そう感じてしまうのだろう。
強さをハード、マニア、などに変えてもただ打たれ強いだけ。結局、後半はストーリーがサクサク進む関係上、あっけなかった。
もう少し、上級者に対しての配慮がほしかったところである。やりこむRPGが好きな人にはお勧めである。
テイルズオブファンタジア(レビュアー/タロット) ジャンル RPG 評価点 ★★★★★
同名のSFCソフトのリメイク版。
基本的な内容は同じに作られているが、オープニング曲が変更されていたり、仲間になるキャラが一人増えていたり、
アイテムや、魔法の取得位置などに若干の変更をしてある。
SFCの頃に、曲や、台詞を入れるという斬新なRPGであっただけに、舞台をPSに変えてはいるが、
その面白さには全く変化がないといっていいだろう。むしろ、SFCの頃によく出来すぎていたというのを再確認したような感じもする。
評価できる点として、まず、斬新なアクション戦闘システム。
その頃のRPGとしては、システムコマンド式でないのは非常に珍しく、また、その出来もSFCの頃としては、最高峰であった。
PS版でもその性能の良さは全く変わらないので、楽しめる。
そして、シナリオの出来のよさも評価が高いし、サウンド、グラフィックに関しては、PS版になることで、さらに上昇している。
ミニゲーム等もあったり、この前に出たTODのキャラが出てきたりと、飽きない工夫もある。
クリアーだけでなく、やりこむ要素が増えたのも評価を上げる対象である。
後のテイルズシリーズの礎となっただけの出来の良さを再度確かめるいい作品だと思う。
テイルズオブファンダムVol1(レビュアー/タロット) ジャンル その他 評価点 ★★★☆☆
テイルズシリーズのファンタジア、ディスティニー、エターニアの全作品のファンディスク。
その為、テイルズシリーズを知らない人にははっきり言って興味はわかないだろう。
中身は、カオベンチャー、カオドラ、クレーメルラボ、ギャラリー等。
特に、ギャラリーはいろんな設定資料などがみられるので面白かった。
カオベンチャーはテイルズシリーズでおなじみのマップでのミニアドベンチャーを、
シリーズの人気(脇役?)キャラで作られたアドベンチャーである。
カオドラはこれを、自分でエディットできるというもの。シリーズをよく知る人は、そのネタに対して結構笑えるかもしれない。
クレーメルラボは、いわゆるパズルゲーム。シナリオモード、タイムトライアルなどのほか、対戦も可能だ。
私個人としては、ぷよぷよのとこぷよを少し思い出した。ただ、このパズルゲーム、以外に難しい。
少なくとも、やり応えはあるかもしれない。(私はPZGは専門外なので一苦労した)
ちなみに、これらをクリアーしないと、ギャラリー等が全て見られない。
PZGが苦手な人は、がんばってもらいたい。評価としては、特によい所もなければ、悪いとこもない作品。
何度もいうようだが、これはゲームというよりは、ファンディスク。よくある、ドラマCDみたいなのと同じ感覚をもってもらいたいソフトである。
てんたま(レビュアー/アストラ) ジャンル AVG 評価点 ★★★☆☆
KIDのゲームを知っている人なら理解できる、相変わらずのキッド節で、筆者のようなファンならば安心してプレイできる作品。
もちろん、そうでない人にもお勧めできます(そうでないゲームはレビューなんか書きません・笑)
プロローグでの、不意打ち的な感動的場面の連続は、思わず涙を誘います。
キャラクターデザインで引かなければ(パッケージがややロリ的キャラなので)
シナリオだけでも、買う価値があります。ビジュアルノベル形式です。

ゲームレビュー(PS)>>タ行>>メインに戻る