今の時代の子供達には知らない人もいるという鶴亀算。
実は、私もこれに関しては習っておりません。 名前だけは知っていましたが。
小学校のころにやるはずらしいのですが・・・
さて、この鶴亀算。これは約1700年前の中国の、 「孫子算経」という本の中にあった問題、
「雉(きじ)と兎(うさぎ)が同じかごの中にいる。 頭の数を数えると35、足を数えると94である。
雉と兎は何羽ずついるか?」というのが、元々の問題となっています。
後に、雉兎算が、鶏兎算となり、 日本に来て鶏兎→鶴亀算となったそうです。
(150年ほど前の「算法点鼠指南録」という和算の本に出たのが、 鶴と亀の最初)
○○算の仲間の和算にはからす算、ねずみ算、虫食い算、 などがあります。
他にもたくさんあるので興味ある方は調べてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、和算というのは昔の日本特有の数学のことです。
現代数学に劣らないものもたくさんあったそうで、 習っている人も多かったとか。
たとえば、鶴亀算=連立方程式。からす算=乗数の計算。
和算は奥が深い。(^^;
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