タイヤ。
いまさらいうまでもなく、あの車についているあれです。
というか、タイヤを知らないって人はいませんよね？

では、ここで問題です。車のタイヤの色はなんでしょう？
そうです。普通だったら正解は「黒」ですね。
（ひねくれて、違う答えを考えた人いませんか？）
まあ、違う色のタイヤもありますが、ほとんどが黒色です。
ちなみに、ゴム自身には自由に色を付けることが出来ます。
ゴムホースなど、他のゴム製品には色が付いていますよね？
では、なぜタイヤは黒色が多いのでしょうか。

これには、理由がちゃんとあります。
タイヤというのは、常に耐久性と磨耗性が問われるものです。
その為、カーボンブラックと呼ばれる炭素の粉を混ぜてあります。
詳しいことは化学の分野なので割愛しますけど。
ようするに。色が付く位の大量のカーボンを混ぜる必要があるんです。
でないと、すぐに磨り減ったりする使いづらいゴムタイヤに・・・

ちなみに最近は、色の付いたタイヤも増えてきています。
カーボンの代わりにセラミック粉等を入れると違う色になります。
とはいえ、やっぱり黒いタイヤが1番一般的で使いやすいようです。