食べ物のアク
寒い季節は、やっぱり鍋が1番ですよね?
私は、特に豚しゃぶなんて大好きなんですけど。
ところで、春菊なんて茹でるとアクが出ますよね?
よく聞きますけど、正体は何かと聞かれると困ってしまうアク。

簡単に説明しますと、これは食べ物の苦味や渋みを指します。
料理なんかだと、表面にあるたんぱく質の固まったものも指します。
まあ、一般的には前者の方を指すことが多いです。
見た目にも汚い灰色の浮いているアクは料理にとっては厄介ものです。

この正体は、大体、シュウ酸やタンニン等の苦味成分。
ほうれん草などは、まさにシュウ酸の塊。アクもたくさん出ます。
たけのこ、ゴボウ、レンコンなんかもアクが多い食べ物ですね。
このアクですが、
料理して食べる分には基本的に人体に害はありません。
とはいえ、おいしくは無いですから、取り除くにこしたことはないですけど。

逆に、アクの微毒によって寿命を縮める原因となるものもあります。
たとえば、シュウ酸はカルシウムの吸収を悪くすると言われています。
また、健康食品などでは、
アクの微毒の影響が出る場合もあるそうです。
栄養は料理から得るのが体には1番いいことなんでしょうね。
というわけで、アクはめんどくさがらずに、きちんと捨てるようにしましょう。