リレーのアンカーの語源とは?

小学校時代、
リレーの選手でアンカーといったら、足の速い人の特権でした。
体育祭なんかで、みんなの注目を集める格好の的ともいえます。
ところで、この「アンカー」という言葉。語源を知っていますか?
アンカーとは、「anchor」つまり船で使う「いかり」のことを指します。
リレーの最後の走者が「いかり」っていうのは、妙といえば妙ですね。

実は、このアンカーというのは、
元々綱引きで使われていた言葉なんです。
綱引きの最後尾のふんばる人。これをアンカーと呼ぶんですね。
最後尾に1番体重が重く、
力の強い人を置いた事からそう呼ばれました。
つまり、綱を地面に繋ぎ止めるいかりの役割を担っているんです。
それに伴い、リレーなどの最終走者をアンカーと呼ぶようになりました。
つまり、綱引き競技から借用した言葉だったんですね。

このように他のものから借用した言葉というのは、他にも色々あります。
そのうち、メルマガでも紹介しますので、ご期待下さい!